PAS(気中負荷開閉器)とは
自家用電気工作物の責任分界点に設置される保護装置で地絡継電器を備えています。
高圧引き込みケーブルを含む高圧受電設備の地絡事故を保護し波及事故を防止するものです。
VT・LA内蔵形とは
LA内蔵形:開閉器本体に避雷器(LA)が内蔵されており引込柱に設置する手間を省きます。
VT内蔵形:開閉器本体にSOGの制御電源(AC 100V)用のトランスが内蔵されており外部からの制御電源を引込む手間を省きます。
定格・寸法
| 商品コード | 名称 | メーカー | 地区 | 定格電圧 (V) |
定格電流 (A) |
短絡容量 (kA) |
質量 (kg) |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| YH4 20001 | PAS (方向性) VT・LA 内蔵 |
戸上電機 | 一般地区 | 7.2 | 200 | 8 | 50 | ダウンロード |
| YH4 30001 | PAS (方向性) VT・LA 内蔵 |
戸上電機 | 関東地区 | 7.2 | 300 | 12.5 | 67 | ダウンロード |
| YH5 30011 | UGS (VT内蔵) |
戸上電機 | - | 7.2 | 300 | 12.5 | 33.5 | ダウンロード |
※定格電流は、どれを選定したらよいか?
基本的には開閉器設置点の系統短絡容量と変圧器容量によって決めてください。
高圧需要家では電力会社変電所の電源容量によって決まります。
・160MVA地区・・・開閉器定格電流は300A以上
・100MVA地区・・・開閉器定格電流は200A以上
・50MVA地区・・・開閉器定格電流は100A以上
特別高圧需要家では受電点の電源容量により決まります。
PAS 選定のステップ
- ①電力会社への確認
- 受電地点の「系統短絡容量(MVA)」を問い合わせ、画像にある表の区分(160/100/50MVA)のどれに該当するかを確認します。
- ②設備容量の合計をチェック
- 自社の「変圧器容量の合計」から算出される最大負荷電流が、PASの定格電流を超えないか確認します。
- ③設置環境の特定
- 「塩害地域・寒冷地・高度」などの特殊条件がないか確認し、必要なら耐塩仕様(ステンレス製など)を選択します。

